宇多喜代子(うだきよこ) 1935年生まれ。俳人。俳誌「草樹」会員代表。句集『りらの木』『夏の日』『半島』『夏月集』『象』『記憶』ほか。著作『つばくろの日々』『ひとたばの手紙から』『わたしの歳事ノート』『里山歳時記』ほか。第29回現代俳句協会賞、第35回蛇笏賞、第27回詩歌文学館賞を受賞。現代俳句協会特別顧問。読売新聞俳壇選者。2002年度春の紫綬褒章受章。2008年春には旭日小綬章受章。2016年第72回日本芸術員賞受賞。2016年日本芸術員会員。
三枝エ之 (さいぐさたかゆき) 1944年生まれ。歌人。歌誌「りとむ」発行人。歌集に『甲州百目』『農鳥』『天目』『それぞれの桜』ほか。歌論集に『昭和短歌の精神史』『作歌へのいざない』『啄木』ほか。2008年から宮中歌会始選者。第14回やまなし文学賞、第17回齋藤茂吉短歌文学賞、第56回芸術選奨文部科学大臣賞、第30回野口賞、第4回角川財団学芸賞、第32回現代短歌大賞を受賞。2011年度春の紫綬褒章受章。山梨県立文学館館長。
俳人。俳誌「郭公」主宰。句集に『四方』『峡谷』。著作に『山梨の文学』(共著)など。二十代で俳句を始め飯田龍太、廣瀬直人に師事。「雲母」会員、「白露」同人を経て現在に至る。山梨日日新聞俳句欄選者。NHK学園講師。