その一二七

 

 






 







 














 

迷うのは おとなばかりの 押絵の中で 

さっきまであんなにふつうの顔していたのに
急にこんなんになっちゃって
怒ってるのかしょげてるのかまいっているのかさえ
わからなかった。

パソコンの調子って突然ちがうベクトルに
入っていくんだなぁとあぜんとした日曜日。

そんならそれでいいよと、放置。
しばらく放置。
じわじわ気になるお蕎麦とか食べてる時に
2階のやつはたぶんまだ同じモードにいる。

ほんとうにどうしようというとき
わたしは関西弁が出ているらしい。
まったく無意識だったけど冬空の
クリスマスの日に隣に居た人に指摘されて
ちょっと恥ずかしかったのを思い出す。

どないしょう。

でも今日はどないしょうとは云わない。
云うと逃げたくなって眠りたくなるから
極力云わずに、冷静装いめんてなんす。

めんてなんすの最中になんかメールボックスの
中のいろんな人の顔が浮かんで消える。

アドレス消えたらもう会えないかのように
ふいにいろんな人が遠くなる。

ちょっと愛用のパソコンの具合が悪くなっただけで
こんなに遠くに来てしまったみたいに感じるのは
なんでなんだろうと思いつつ。

数時間いろんな方法で試しているうちに
何ごともなかったかのように無事帰還。
だれにいうのでもないけれど
おかえりって感じのこの感情はどっから
来てるんだろうって。

もうすこし頑張ってほしいと側面撫でて、
撫でたらやつはとっても冷えていて
冬の季語だなもうこの冷たさはとかって
思っていました。

       
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